人の気持ちを汲み取れない彼氏とは別れる方がいいのかな。。
そんな風にお悩みでしょうか。
人の気持ちがわからない彼氏でも、一緒にいれば変わっていくの?
どうやってイライラせずに付き合っていけばいいの?
そんなお悩みを持つあなたに、本記事では
- 人の気持ちを汲み取れない彼氏は改善するのか
- 人の気持ちを汲み取れない彼氏への対処法
- 私の実体験
をご紹介します。
人の気持ちを汲み取れない彼氏と結婚した結果、シングルマザーになった私の体験談も含め、ぜひ最後までご覧ください。
人の気持ちを汲み取れない彼氏は改善するのか
人の気持ちを汲み取れない彼氏はこの先、人の気持ちがわかるようになるのでしょうか。
「人の気持ちを汲み取れない元旦那」を持つ私は、これまでの経験から改善は難しいと考えます。
私の9歳になる長女は父親と同じく、相手の気持ちを理解することがとても苦手です。
私は長女を育てる中で、人の気持ちを汲み取るためには生まれつきの感性が必要である部分が大きいと感じています。
要は、人の気持ちを汲み取ることが苦手なのは長女が生まれ持った特性なのです。
そのため私は長女が幼い頃から「人はどういう状況でどのような気持ちになるのか、自分には何ができるのか」ということを、状況に応じてその都度彼女に伝えています。
感性として人の気持ちを理解するのが苦手な分、知識として人の気持ちを学ぶ必要があるのです。
特性をカバーする知識を身につけることで、成長と共に長女も少しずつ人の気持ちに対応できることが増えてきました。
ただ根本にある「人の気持ちを汲み取る」という感性自体の改善は難しいと感じています。
同様に人の気持ちが汲み取れない彼氏においても、彼の生まれ持った特性自体がこの先変わることは難しいでしょう。
また、知識として人の気持ちを学ぶとなると、大人であるがゆえ、既に自分の中で出来上がった常識が大きな壁となります。
そのため彼が自分から、変わりたい、学びたいと強く思わない限り改善は難しいと考えます。
人の気持ちを汲み取れない彼氏への対処法
人の気持ちを汲み取れない彼氏とは今後どうしていくとよいのでしょうか。
こちらでは、考えられる対処法を3つご紹介します。
話をしてみる
まずは、自分が彼に対して感じていることを素直に伝えてみましょう。
大人の男性ならではのプライドが邪魔をして、彼は話を聞き入れにくいかもしれません。
できるだけネガティブな言い回しは避けるようにしましょう。
彼と話をする中で見極めが必要なのは、改善したいという思いが彼から感じられるかどうかです。
あなたがいくら努力しても、彼が自分で変わりたいと思わない限り改善は見込めません。
不満やストレスが溜まって噴火してしまう前に、一度しっかり話をして彼の様子を見極めてみましょう。
人の気持ちを汲み取れない彼氏をありのまま受けとめる
人の気持ちがわからないのは彼の変わらない特性だと理解したうえで、関係性を続けていくことも1つの対処法です。
特にあなたが将来子供を望んでいないなら、ありのままの彼を受けとめて一緒に人生を歩んでいくことは可能かもしれません。
また、もしも彼が人の気持ちを汲み取れるようになりたいと強く思うのあれば、あなたがサポートすることで彼の成長を促してあげることができるかもしれません。
ただ、いくらありのままの彼を受け入れたとしても、相手の気持ちがわからない彼から受ける精神的ストレスが無くなることはないでしょう。
あわせて、彼の成長をサポートしていくにはかなりの忍耐力が必要になります。
彼との関係性を続けることは、自分の気持ちを理解してもらえない悲しみやイライラ、孤独感を常に抱えていくことになる事を理解しておきましょう。
別れる
彼のことは好きだけど、将来を見据えて別れるというのも1つの対処法です。
特に、彼に人の気持ちを汲み取れるようになりたいという意思がなく、あなたの気持ちがないがしろにされる場合は賢明は判断だと言えるでしょう。
また、あなたが将来子供を望んでいる場合は育児をするにあたり、人の気持ちを汲み取れないパートナーの存在は大きな精神的苦痛をもたらします。
別れることは、彼の特性がこの先容易に変わるものではないことを理解し、精神的ストレスから解放された未来を選ぶ選択肢です。
人の気持ちを汲み取れない彼氏と結婚・離婚した私の体験談
私は人の気持ちを汲み取れないイタリア人の彼と結婚し、約7年間の結婚生活を送った後、離婚という道を選びました。
こちらでは、私が彼との結婚を後悔した際のエピソードと結婚生活から考えることをご紹介します。
妊娠でのエピソード
私は長女を妊娠してから出産するまでの約10か月間、ひどいつわりで吐き気と戦う毎日でした。
なんとか出勤、仕事だけはこなして帰宅後はベットに倒れこむ日々を過ごしていました。
そんな中で、ある日彼から「妊娠してから交友関係断ち切ったの?毎日ひきこもりだね。」とさらっと言われたのです。
自分が辛い時に一番近くにいて分かってくれていると思っていた彼からの無神経な発言に心からがっかりしたことは未だに忘れられません。
出産でのエピソード
私が彼との結婚に対して大きな疑問を抱いたのは、長女を出産した際でした。
出産時に大量出血をした私は、産まれたての長女をお腹に乗せてもらった後、しばらく意識を失いました。
しばらくして目を覚ました私に、彼は笑いながらこう言ったのです。
「僕が娘に生まれて初めての洋服を着せたんだ!君は倒れてただけだったけどね。」
出産に立ち会っていた彼から出た言葉とは信じられず、私は彼との結婚はやっぱり間違いだったかもしれないと後悔の念に駆られました。
その後も出産を終えた私をねぎらう言葉は彼から一言もありませんでした。
子育てでのエピソード
私は相手の気持ちを汲み取れない彼の言動が、子供達にも及ぶことが耐えられませんでした。
娘が初めて補助輪付きの自転車に乗れるようになった時、嬉しそうに披露する娘に彼はこう言います。
「でも君の年齢だったらもうみんな補助輪なしの自転車に乗っているよ。」
彼との子育ては、子供達の自己肯定感に影響するであろう無神経な発言や子供たちの気持ちを全く無視した態度の連続でした。
また、彼に子供達の喜ばしい成長を報告しても話は聞き流されるだけで、共感を得て一緒に喜ぶことはできませんでした。
一緒に子供の成長を見守るはず彼と同じ屋根の下で全く別々の道を歩んでいるようで、私のイライラと寂しさは増すばかりでした。
人の気持ちを汲み取れない彼氏と結婚・離婚した私が考えること
私は、出産によって自分たちを取り巻く環境は大きく変わったものの、彼自身は出会った当初から今現在に至るまで何一つ変わっていないと考えます。
結婚する前から、どうして彼は私の気持ちを分かってくれないのだろうと思うことはありましたが、当時の私は彼を好きという気持ちにしか目を向けていませんでした。
自分に余裕がある時は、彼の無神経な言動にも目をつむってやり過ごせていたのでしょう。
ただ、育児が始まると自分に余裕が無くなり、支えてくれるパートナーの存在を求めるようになりました。
自分が大変な時、辛い時に寄り添って一緒に乗り超えてくれる、そして子供の成長を共感して一緒に喜んでくれるパートナーが必要だったのです。
何度も話し合いを試みましたが、彼が私の話に耳を傾けてくれることはありませんでした。
また、一緒に出向いた結婚カウンセリングにおいても、プロのカウンセラーの言葉が彼の心に響くことはありませんでした。
彼から受ける精神的ストレスに限界を感じた私は、子供達と3人で笑顔で暮らせる家庭を作るために離婚の道を選んだのです。
生涯のパートナーを決める際には、冷静な判断が必要であることを今の私は理解しています。
まとめ
人の気持ちを汲み取れない彼氏だと分かっているけど、やっぱり彼のことが好き。。
私自身がそうだったように、そんな風に感じる方も少なくないと思います。
彼をありのまま受け入れるのか、別れるのか、いづれの道を選ぶにしても
- 人の気持ちを汲み取れない彼氏がこの先変わることは難しい
- 彼から受ける悲しみやイライラといった精神的ストレスはこの先も無くならない
この2点を必ず考慮してみてください。
あなたが思い描く幸せな未来と目の前にいる人の気持ちがわからない彼氏を今一度しっかり照らし合わせてみましょう。
あなたが自分にとって最良の選択ができるよう願っています。
コメント